ヤンウィズ

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友達がいないひとりぼっちの大学生に読んでほしい漫画「聲の形」

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こんにちは、ショーンです。

あなたは友達がいない、もしくは少ないですか?ひとりぼっちで毎日を過ごしていませんか?

 

もし友達がいないのであれば、ぜひこの漫画を読んで欲しいと思ってます。

「聲の形」…(こえのかたち)

ぼくはこのマンガが大好きです。

聲の形は人間の葛藤や傷ついた気持ちなどを、生々しく…ではなく、とても優しく描いている漫画だからです。

 

あなたに友達がいないことはなんの問題でもありません。ただし、過去から逃げたり、今の自分と向き合えていないのであれば、自分について考える必要があるでしょう。

 

友達が多くても、皆何かしら抱えて生きています。いじめっ子だって何かを抱えて生きているかもしれません。そんな意外な視点をくれる漫画「聲の形」のレビューを今回はしていこうと思います。

漫画「聲の形」

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作者は大今良時(おおいまよしとき)。現在28歳の若手漫画家。

ちなみに名前からは想像しにくいかもしれませんが、女性漫画家です。

 

主人公は石田将也(いしだしょうや)。

少年時代はガキ大将。しかしあることをきっかけに、スクールカーストの最下位層に転落してしまう。そこから小6〜高校の途中までずっとひとりぼっち。

 

ヒロインは西宮硝子(にしのみやしょうこ)。

先天性聴覚障害を持つ少女。補聴器をつけても会話はあまり聞き取れず、発話も不完全で他者には内容が聞き取りづらい。障害が原因でなかなか友達ができずにいじめられる。

 

こんな2人が織り成すストーリーは、どこか自分の学生時代をくすぐられ、また過去の自分について、いい意味で考えるきっかけをくれるでしょう。

 

聴覚の障害によっていじめ(嫌がらせ)を受けるようになった少女・硝子と、彼女のいじめの中心人物となったのが原因で周囲に切り捨てられ孤独になっていく少年・将也の2人の触れ合いを中心に展開し、人間の持つ孤独や絶望、純愛などが描かれる。物語は2人が小学校時代における出会いの回想から始まることになる。舞台となる地名は架空のものが用いられるが、作中に描かれる風景は主に岐阜県大垣市をモデルとしている。

引用:聲の形 - Wikipedia

 

主に週刊少年マガジンで連載されていた「聲の形」は、道徳の教材化も進んでいる素晴らしい作品です。2016年には劇場版アニメも制作されているので、名前を知っている人は多いのではないでしょうか? 

 

漫画のテーマが素晴らしい

作者はこの漫画を専門学校時代に書いています。

テーマは「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」。

 

作者自身が投稿当時、このテーマの答えを見つけ出せなかったために、「読者の意見を聞いてみたい」という気持ちからこの漫画は描かれたそうです。

 

他人の本当の気持ちを知ることは絶対にできません。しかし、ぼくたちはいつも他人の気持ちをわかっているつもりになっています。これは勘違いの何者でもありませんが、ぼくらは時々この勘違いを真実と思い込んでしまうのです。

 

なぜ人に向き合わなければいけないのか?

いじめている人の本心はどうなのか?いじめられた人の気持ちを考えてみたことがあるか?それを本人に聞いてみたか?

学生時代は考えもしなかった、様々な疑問が心に浮かんでくるでしょう。この疑問を提供することのできるテーマ性は本当に素晴らしいと思います。

 

なぜぼくが友達がいない大学生に読んで欲しいのか

はじめに、別にひとりぼっちの大学生だけではなく多くの人に読んで欲しい漫画だということを前置きしておきます。

その上で、なぜぼくが大学生に読んで欲しいかということを話しましょう。

 

大学生になった多くの人が、過去の自分と決別しようとするからです。

もしかしたらあなたは以前いじめを受けていたかもしれません。また、今もそういった学生時代の反動で友達がいないかもしれません。

 

でも、大学生になればある程度は自分の楽しみを見つけて没頭していける様になります。また、ひとりぼっちでも自分を納得させる頭の良さを持つことでしょう。

ただし、その結果として多くの人は過去の自分から逃げてしまいます。

本当にそのままでいいのでしょうか?

 

自分の全てを受け入れずに、都合のいい自分だけ理解するだけではその人は成長したとは言いません。もしかするとすでにひとりぼっちではなくなったことで、過去の自分から成長したなんて思っている人もいるかもしれませんが、過去と向き合えてないうちは、それは成長ではないでしょう。

 

そのまま進むと、社会人になった時に学生時代と同じことがまた起こることになる可能性があります。だから、過去の友達のいなかったひとりぼっちの自分と決別する前の大学生期間に、一度「聲の形」を読んでみてほしいのです。

 

漫画「聲の形」が友達のいない人に考えるきっかけを作る理由

「聲の形」は徹底的に友達がいないひとりぼっちの状態について考えつくされた作品です。

彼女自身の不登校となった経験が創作の原動力となっているこの漫画は、作者の学生時代の思い出なども多く反映されていることでしょう。

作者はインタビューで登場人物は全て自分の分身とも語っています。

 

友達ってなんだろう?

 

18歳の時に描いた物語は、子どもの世界を的確に見抜いている。とりわけ印象的なのが、いじめのいじめ返しにより、中学高校とボッチで過ごした主人公石田が、「仲間」という存在を築いていく過程だ。

誰でも一度は感じた「友だちってなんだろう?」という戸惑いと、思春期ならではの繊細な関係を率直に描いている。

引用:https://ddnavi.com/news/223615/a/

 

友達って何でしょうか?

ぼくには自分が友達を実感できた瞬間が、過去に何度かありました。自分のために怒ってくれる人や、自分のことを考えてくれる人などと会った時です。

 

でもそれは感覚的なものでしかありませんでした。この漫画を読んでぼくにとっての友達とはどういう人かをあらためて認識した様な気がします。

 

「許し」について考える!

 

誰でも失敗してしまうことはある。その過ちは、どうすれば許されるのか。その疑問は、『聲の形』でも問いかけられている。物語の石田は、西宮をいじめ、転校を余儀なくした。人生を左右する大きなあやまちを犯したのだ。それに対し、何をもってすれば、当事者や周囲の人間は、許すのか…。

「私は、自分が間違っていたと気づいた時点で許してあげたいと思っています。けれど、例えばイジメをした石田のような場合、石田自身も、また周囲も彼を許さないでしょうね」

引用:https://ddnavi.com/news/223615/a/

 

許し…他人から本当に許されているのかは、主観では絶対にわかり得ません。

だからこそ、自分を許すタイミングを見失います。そして、自分と葛藤するのです。こうした気持ち、例えばいじめてた人間の気持ちをいじめられた人は知るよしもありません。

 

もちろん拒絶する気持ちもわかりますが、過去のことであれば振り返ることができるでしょう。そう言ったときのお供に、「聲の形」はおすすめです。

 

友達がいないひとりぼっちの人には何か問題があるのか?

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うーん、難しい質問を自分に課してしまいました。これは完全に個人的な意見ですが、人間社会でひとりぼっちになるということには、何かしらの問題があると思います。

 

友達のいない人が、自分のことをどの様にとらえているのかは正直わかりません。

でも人間は社会的動物という意味合いでは、ひとりぼっちの人には何か問題があると言及するしかないでしょう。

 

それを変えろ!なんてことを言いたいわけでも、友達を作れ!と言っているわけでもないのですが、そんな自分と向き合うきっかけは必要だと思うので、「聲の形」を読んでほしいと思っています。

 

何かが大きく変わるわけではないです。

ひとりぼっちが解消されるわけでもないです。

 

ただ、絶対に読んだ方が良いという気持ちが先行して、記事を書きました。誰しも必ず、この本から得ることはあります。もちろんそれは人それぞれ違うでしょう。特にキーワードは「友達」「いじめ」「障害」「他人の気持ち」。皆が一度は悩んできたことが散りばめられています。

この漫画の中で自分なりのテーマを見つけ出せない人がいるとは思えません。

 

もし興味のある方は軽い気持ちでもいいので読んでみて下さい。

単行本7冊ほどなので、すぐに読み切れると思います。

 

では、アディオス!!