ヤンウィズ

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何故ゆとり世代は仕事をしないのか?ゆとり世代の仕事観が未来社会に適応している件

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突然ですが、ぼくはゆとり世代です。

その中でも小学校1年生~高校3年生まで12年間ゆとり教育の下で育ちました。

 

そう、生粋のゆとりっ子。

1995年4月~1996年3月に生まれたまさに世に言う「最悪の世代」なのです。

そんなぼくが日本の教育システムに提言することをよく思わない方もいるかもしれません。

「ゆとり世代で日本の学生の学力低下したんだろ。」

そう思われる方もいると思いますが、この記事ではそうした方の偏見を覆していきたいと思いますのでぜひとも偏見を持ったまま読み進めていってください。

ゆとり世代とは?ゆとり世代はいつからいつまで?

ゆとり世代について少しだけ解説

ゆとり世代ってなに?っていう人もいると思いまして毎度のごとくWikipediaの力を借りつつ説明したいと思います。

そんなことは分かってるって方はここは読み飛ばしてもらって構いません。

 

ゆとり教育とは近代化カリキュラムと呼ばれた、所謂「詰め込み教育」の反省から、「ゆとりと充実」を掲げて教育方針を方向転換するものであった。
2002年からは思考力を重視した学習指導要領が実施され「総合的な学習の時間」の新設、教科書内容に討論、発表、調査などを多く盛り込むなどの大幅な改革が行われた。しかし学力低下の不安から、小学校は2011年度、中学校では2012年度、高等学校では2013年度から学年進行で学習指導要領の再改定が実施された

引用:

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ゆとり世代

 

簡単にまとめると

・詰め込み式の教育は子供の想像力が伸びない。

・詰め込み教育➔時間的にゆとりを持たせた教育へと変化。

・土日が休みになった。

・総合的な時間の新設。

 

つまりは合理的すぎず、のびのびと発想力にたけた子供が多く育った世代。

これがゆとり世代です。

 

ゆとり世代の特徴

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のびのびとした発想力は人とは違うことを考えられるということ。

だから最近、高校生ながら会社を起こす人や、ノマドというかたちで仕事をする人、好きなことを仕事にする人が増えているのではないでしょうか。

今まで社会的に敬遠されていた働き方に対する肯定的な考えが、若い世代(ゆとり世代)を中心に広がってるんじゃないかとぼくは考えています。

 

逆に考えるとゆとり世代は集団を重んじる日本社会には不適合。

全員が全員そんな感じとは言いませんが、どちらかというと集団よりプライベートや自分のイマジネーションを大切にする傾向があると感じます。

 

ざっくりですが、ゆとり世代の特徴はつかめたでしょうか?

 

なぜゆとり世代が1年で仕事を辞めるのか

仕事をしないゆとり世代は根性なし?

ゆとり世代は根性なし。

上司の人は1年で会社を辞めるゆとり世代たちをこういった風に見ていることでしょう。

社会はゆとり世代を根性なしと決めつけてはいますが、その理由について深く考えたことはあるでしょうか?

 

ぼくは同世代として彼らの気持ちはすごくわかります。

今の日本の会社は楽しくない、やりがいがない。

ぼくもこういった目で会社や日本社会を見てしまうことが多いです。

 

ぼくらにとってみれば、上からの合理的な指示の元で働いていることは苦痛でしかありません。

ぼくらは0から何かを創り出すことや、好きなことをしてお金を稼ぐことを仕事にも求めています。

 

YouTuberなんて人たちはその典型例!

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近年、YouTuberの需要が日本社会でも高まりつつあります。

ほとんどの人気YouTuberはゆとり世代。

YouTuberは「好きなことで、生きていく」と言い、毎日0から動画を作っているゆとり世代を象徴する仕事です。

 

たぶん多くのゆとり世代はこういった考えと、合理主義的な日本社会の縮図である会社とのギャップに苦しんで、会社を辞めるといった選択をとっているのではないでしょうか。

 

では、どうやってこのように合理的な日本社会ができあがったのかについて、社会学の知識をもとに教育的観点から切り込んで見たいと思います。

 

日本の教育システムは「頭が良いだけの政治家」と「想像力のない一般人」の大量生産機だと思う

「頭が良いだけの政治家」と「想像力のない一般人」ってどんな人?

「頭が良いだけの政治家」

まず頭が良いだけの政治家とは、勉強はできるけど地方の現状認識が甘くデータで状況判断をしたり、国民心情を理解せずに合理的な政策を進めるような政治家のことを指しています。

要するに国民の気持ちを想像できない政治家。

この手の政治家が現在日本の政治界には多くいると思います。

彼らの様な試験を勝ち抜いたトップエリートたちの多くは、日本の詰め込み式の教育とロジカルシンキング一辺倒の試験システムによって生み出された存在と言えるでしょう。

 

「想像力のない一般人」

想像力のない一般人とは、政治家のような試験を最後まで通り抜けたエリート層とは違いどこかのタイミングで日本の試験システムからリタイアした人のことです。

彼らは情報を与えられれば何かを作る力はあるのですが、極端にいえば情報がなければ何もできない人々。

要するに0から何かを生み出すのが苦手な人々のことです。

 

そういった人は社会に出たタイミングでようやく想像力(創造力)の重要性に気づくことができます。

そういった意味ではまだ日本の教育システムから脱却できる可能性は十分にあるといえるでしょう。

 

ただ可能性はあるのですが、日本の社会システムはそう甘くもありません。

なぜなら日本の会社は上が絶対という考えをもっているところが多分にあるからです。

そういった意味では彼らも日本の教育システムと日本社会によって生み出された被害者といえるでしょう。

 

受験のための教育はロジカルな考えしか育たない

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日本の受験勉強は本当に無駄な部分が多いです。

皆さんは受験勉強で必死に覚えた歴史の西暦なんて覚えていますか?

また、数学の定理などを使って仕事をしている人はほとんどいません。

こんなものをたくさん詰め込んで試験の合否を決めてもその後の人生に必要な要素はほんの少しだけだと思います。

 

さらに高校入試や大学センター試験のことを思い返してもらえばぼくの言ってることがはっきりわかるはずです!

あの入試のためにどれだけ時間を費やしましたか?

ぼくは大学受験のために高校3年生になると1日8時間ぐらい勉強していたように思います。

そして、そのほとんどの時間を過去問を解いたり、センター試験や二次試験の解き方を学ぶことに使っていました。

 

そう、試験問題を解くためのロジックをひたすら学んでいたのです。

たぶん多くの学生が、中間試験、期末試験、高校入試、大学入試、これらの問題を解くためのロジックを学ぶことに中高の6年間を使ったことでしょう。

塾・予備校なんてものは、受験のための教育が生み出した典型的な副産物です。

 

ぼくは受験勉強を完全否定しているわけではありません。

ただし、若いときにもっと想像力をのばす訓練をしていない学生が社会に出て、0から何かを作ろうと考えることは少ないと思います。

 

ゆとり教育でなにが変わったのか?

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ゆとり教育で変わったことは何でしょうか?

ひとつは、想像力を高める学習を取り入れたことだと思います。

たとえば小学校の総合の学習では社会問題(地球温暖化、食料問題)や地域の課題について自らで想像し、何かしらの答えを出すといったことをしていました。

この様な学習スタイルの変化は、子供たちの想像力を伸ばすことにつながったと思います。

 

また、土日が完全に休みになったことも大きく影響しているでしょう。

土日が休みとなれば、子供たちは好きなことにその時間をあてることができます。

ぼくの場合はサッカーが大好きだったので、休みの日は試合や遠征に行くのがすごく楽しみでした。

他の多くの子供たちもその様にして自分の好きなことに時間を費やしたのではないでしょうか。

 

この2つのがゆとり世代とその他の世代の教育についての大きな違いだと思います。

 

日本の大学とアメリカの大学の入試システムの違い

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日本の大学とアメリカの大学の違いを比較する上でわかりやすい例は入試方法です。

現在日本の入試システムの多くは大学入試センター試験と二次試験をかしていますが、アメリカの大学は試験だけで合否を決めることはありません。

大学にもよりますが、パーソナル・ステートメントというものがかなり重視されます。

 

 

パーソナル・ステートメントで問われる内容
(1)その学習分野に興味を持った理由
(2)その学習分野に関連する勉強・職業経験
(3)その学習分野に関する知識・スキル・能力
(4)卒業後のキャリアゴール・進路
(5)なぜその大学を志望するのか
(6)海外旅行、在住、留学経験等
(7)どんな困難や障壁を乗り越えたことがあるか
(8)成功に役立つ自分の性格、素質、考え方など
(9)他の受験者よりも自分が秀でていると思う点

引用:

http://lifeinuk.seesaa.net/s/article/271576358.html

 

ぼくはアメリカに3ヶ月滞在していたときに、大学生と話す機会がありました。

彼らは「アメリカの高校ではボランティアや課外活動、インターンなど様々な環境下で知識、経験を積まなければならない。大学入試でそれらをアピールして合否が決まるからね。」と言っていました。

 

日本の高校生はどうでしょう?

ボランティアやインターンなどよりもどれだけ勉強をして試験に合格するかを考えている学生が多いのではないでしょうか。

 

ボランティアやインターンといった活動では常に参加者本人のイマジネーションを求められます。

こういった活動への評価の高いアメリカの大学入試システムは、ロジックとイマジネーションの両方を兼ね備えた人材育てるには最適なものだと感じました。

この様な環境下で、両方を高いレベルで兼ね備えた人材がのちにイノベーターとして世界で活躍すると言われれば大方納得がいきます。

 

ゆとり世代に特徴的な最大の強み

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さて、ここまで日本の教育システムの批判ばかりをしていたのですがある疑問が残っています。

それは、ぼくがなぜゆとり世代が支える今後の日本は明るいといえるのか。

それはゆとり世代が持つ強みが、今後の日本社会にとって非常に大切なものとなるからです。

 

ゆとり世代の強みは好きなことをやって生きていく力、創造することを好むことだとおもいます。

ぼくは近未来社会の研究、アメリカでの独自調査、ブログなどを進めていく中で、その様な気概のあるたくさんの人にお会いしました。

 

この強みはこれから多くのイノベーションが起こるであろう未来の日本にとって、必要不可欠になると思います。

 

未来に強いゆとり世代 

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これからの50年間で人類は多くのイノベーションを起こすと考えられます。

火星移住、人工知能、VR、ドローン、ヒューマンロボティクス、ゲノム細胞などすでに数々のキーワードがこれから起こる数々のイノベーションを示唆していることでしょう。

 

この様な未来に今までの様な合理主義では、日本は太刀打ちできません。

イマジネーション力のある国がどんどんと発展していき、世界のテクノロジーの波に取り残されていくことでしょう。

それを救うのは、想像力豊かで、0から創造することを好み、好きなことにはとことん熱中できるゆとり世代だとぼくは考えます。

 

シンプルは複雑より難しい!

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シンプルにするっていうのは、複雑である事よりずっと難しいんだ。シンプルなものを生み出すには、思考をシンプルにしなければならないからだ。しかしそうする価値はある。そこに到達できれば、山をも動かせるからだ。

これはスティーブ・ジョブズさんの残した名言です。

 

これからの日本社会には、頭の中に数字を並べてこねくり回したり、社会や他人との兼ね合いを考えるような複雑で合理的な考えより、良いと思ったものや好きなものをイメージするシンプルな想像力が大切なのではないでしょうか?

彼の様な偉大なイノベーターもその事に気づいていました。

 

未来は複雑なたくさんの要素で構成されているからこそ、我々は未来をシンプルに見なければいけません。

そういった意味で力を発揮するのは、この日本においてはゆとり世代と言えるでしょう。

だからもう一度言います。

 

ゆとり世代が支える今後の日本は明るい!!

 

 

では、アディオス!