ヤンウィズ

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大学休学のすすめ|休学2年目の地方国立大学生が「休学の極意」を徹底解説!

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こんにちは、ショーンです!

今回は休学経験からぼくが学んだ休学の極意を徹底解説していこうと思います。(休学2年目www)

 

いきなりですが、みなさんに質問です。

現在休学している人って、日本の大学でどの程度いるか知っていますか?

 

文部科学省による平成24年度の統計調査では、その人数は67654人(全体の2.3%)とされています。この人数が多いか、少ないかは比較対象によるでしょう。しかしグラフを見てわかるように、5年間で2万人以上増えている事実にはびっくりします。

どうして近年休学が盛んにおこなわれるようになってきたのでしょう?

休学は世間的(就職活動など)に悪なのか?

休学に対する考え方は変わってきている

世間的に休学は良くないことなのでしょうか?ぼくが思うにそんなことはありません。

ただしぼくらの親世代、つまり団塊の世代が休学に対してネガティブなイメージを持っているのは事実です。団塊の世代がちょうど大学生の時は、大卒ブランドの社会的地位がすごく高い時代でした。そして大学を4年間で出て新卒をできるだけ活かして就活するという考えも一般化していました。むしろそのころは大学を出ていれば、将来は安泰だったと言えるでしょう。

しかし現在はどうでしょう。はたして大学を出ただけで、希望とする仕事に就けるでしょうか?答えはノーです。

 

現在の日本は残念ながら高度経済をとっくに抜け、不況のにおいがプンプン漂っています。そういった社会の中で、ぼくたち若い世代の休学に対する考え方は少しずつ変わってきたのではないでしょうか。

 

 

休学は就活に影響するのか?

 休学は就職活動に影響するのでしょうか?

ぼくは影響すると考えています。就活採用担当の人事の方に聞いてみたところ、「休学中になにをするかだよね~」と言っていました。(濁された…)

ぼくなりに考えてみたのですが、休学は就活に良い意味でも、悪い意味でも影響すると思います。そしてそれは休学中に行ってきた活動がとても大切になることでしょう。

 

とても魅力的な活動をした人は、他者との差別化につながり就活中有利に働くでしょうし、逆にだらだらと休学生活を過ごした人は就活には圧倒的不利に働くと考えられます。

そもそも休学するだけで、大学進学者の100分の2の存在になれるという時点で他者との差別化になるので、ぼくは基本的に休学は就活に良い影響をもたらすと考えています。

 

 

大学生が休学すべき理由

ぼくが大学生は休学をすべきだと思う理由はシンプルです。

4年間大学に行っただけでは、社会に出て活躍できるだけの人材になれないと思うから。

 

自分らしく生きるために休学する

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ほとんどの大学生は3年生にあがって就活が目前になったところから、将来のことを具体的に考えるようになります。前半2年間なんて飲み会やサークル、部活、単位、旅行、バイト、学生団体ほとんどの時間がこれらに持ってかれるのではないでしょうか。後半はここにインターン、就職試験の勉強、面接対策、就活こんな感じですかね。

ぼくはいつも思います。同世代の若者がみんなで同じことして何が楽しいの?

 

先ほどの人事の方は、就活面接試験で同じような内容を永遠と聞かされるとぼやいていました。

もちろん先を見据えて、1年生の時から独自の将来設計をし、多くの経験を積んでいる人たちもいます。ただ、大多数は前者に当てはまるのではないでしょうか?

 

休学をすることで、こういった大学関連の枠組みはなくなります。全てが自分次第でどうにでもなるのです。

人生とはなにかに流されて生きるのではなく、自分がひとつひとつ選択をして生きるべき。そして自分らしい生き方を選択できる方法の一つとしてぼくは休学をすすめています。

 

留学するために大学を休むことは前向きなこと

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そうはいっても休学への不安は消えないでしょう。

そこで留学のための休学という具体的な例を用いて、その不安を解消していきましょう。基本的にぼくは留学のために大学を休むことについて肯定的です。

 

なぜなら日本を出ることに、大学で学べる以上の価値があると思うから。ぼくたちは日本人という価値観の中で何年も過ごしてきましたが、海外にいけばそれはぶち壊されます。それは旅行で海外に行っただけでは感じることができない留学にいくこと最大の良さです。

そのために、1年間他人よりも遅れることは何の問題もありません。むしろ日本人の価値観というぬるま湯に20年以上浸ったままで社会に出るのは危険です。日本社会の圧倒的欺瞞工作に引っかかる恐れが…笑

 

冗談はさておき、社会に出る前にグローバルな価値観に触れておくことはとても大事です。そのために、学生中に留学できる機会があるのなら前向きに休学しましょう。遅れた1年間にひけをとらないほどの価値が得られるはずです。

 

 

留年するなら休学した方がいいと思う

大学を計画留年とか単位がとれずに留年する人いますよね。

ぼくはこういう人たちはみんな休学すればいいのにと思うんです。だってお金もったいないですし、就職にも悪い影響があるじゃないですか。

 

「単位とれないなんて思わなかった」なんてただの言い訳…

学期始まる前に自分が大学に行く熱量があるのか、大学に行くことを楽しめているのかを真剣に考えたら、その学期単位をとれるかどうかわかるはずです。(不慮の事故で休学等はやむなし…)

もし、楽しめない大学生活を過ごしているのであれば、一度休学するといった手も考えるべきではないでしょうか。

 

 

休学のメリット・デメリット

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休学することのメリット

休学することのメリットは3つあります。

・社会のレールを外れることができる

・自分の好きなことをする時間がとれる

・せわしない日々からの解放

 

社会のレールを外れることができる

多くの人が大学に入っても自分で考えることをせずに、社会のレールに従って就職していきます。「大学は4年間で卒業し無ければならない」「生涯賃金が下がるのに休学するなんて」こんなことを言っている人はたくさんいるでしょう。

だからこそ、こんな屁理屈を言っている人たちと一緒のレールに乗って人生を進むことを辞めるべきなのです。自分の人生の全てを日本社会にささげることほどあほらしいことはありません。

社会のレールを外れ、外側から客観的に日本社会を見ることができるのは休学する大きなメリットです。

 

自分の好きなことをする時間がとれる

また、自分の好きなことをする時間がとれることも休学する大きなメリットの一つです。休学している間の時間は自分以外の何者からも制限を受けません。毎日学校に通って、部活やサークルにかおをだす日々は終わりを告げます。

 

逆に今まで毎日ルーティンの様に社会の流れの中で使っていた時間はすべて自分のものとなり、自分の好きなことにその時間を注ぎ込めるのです。ぼくは社会学の勉強、ブログ、留学、読書そしてたまにヒッチハイクで旅をすることに多くの時間を使ってきました。好きなことに時間を思う存分に割ける日々は、本当に充実しています。

 

せわしない日々からの解放

毎日同じ仲間とつるんで、授業を受けて、バイトにいってそんなバタバタと日々を過ごすのは精神的にもあまり良くないです。休学していて思ったことが、大学生の多くは大学が休みになるとこぞって旅行にいくんですよね。

たぶん日々の生活に疲れて、休みの時は羽を伸ばしたいという気持ちの表れのような気がします。これって社会人が考えることと同じですよ。せっかく大学にいて、自由な時間があるのにこうなってしまうのはもったいないです。

 

休学中はそういったせわしない日々から解放されるといった点で、大きなメリットとなるでしょう。

 

休学することのデメリット

逆に休学することのデメリットも3つあると考えています。

・4年間で卒業できない

・自己管理ができないとだらける

・まわりの目が気になる

 

4年間で卒業できない

当たり前ですが、休学するとどうしても4年間での卒業は難しくなってきます。一応早期卒業のシステムがある大学は、3年生までに全ての単位を取ったうえで成績優秀であることを条件に卒業を認めることもあるので、一概に休学したら四年間での卒業は無理だとはいえないのですが、しかしとても厳しいことも事実でしょう。

 

そうなってくると、最終的に5年生になることはほぼ確実です。仲の良いまわりの学生のほとんどは4年で大学を卒業していきますし、少し寂しくはあります。

 

自己管理できないとだらける

休学中は基本的に時間の使い方は自分に全てゆだねられます。しっかりと自己管理しないとついつい緩んで、だらけた日々を送ってしまう危険性もあるのです。

ぼくは休学して間もないころ、特に実家に帰っていた期間に自己管理ができなくなりました。ただただなんとなく日々を過ごすことほど持ったにないことはありません。ぼくの場合は実家を出たことがきっかけで危機感が増し、結果的に充実した日々を過ごせていますが、いつも緩まないように自己管理を徹底しなければ今すぐにでも甘えることのできる環境です。

この様にだらけて、無意味な期間を過ごす可能性があることは休学のデメリットとも言えます。

 

まわりの目が気になる

別に誰かから後ろ指さされるわけではないのですが、休学するとまわりの目は少し気になります。こればかりはどうしようもないことです。

世の中の大学生のうち100人中2人しか休学しないわけですから、どうしても目立ってしまうのは避けられないでしょう。でも目立つことから逃げていたら、社会のレールから外れて自由に生きることは難しいのです。まわりからの視線をデメリットだと思わずに一歩踏み出す勇気を持つことが必要となります。

 

 

休学計画は絶対に立てるべき

休学する前に絶対やるべきことは、休学計画を立てることです。

計画がなければ、何んとなく毎日を過ごしてしまい1年間なんてあっという間に過ぎ去っていくでしょう。先ほども言いましたが、休学において一番ダメなパターンはだらだらと日々を過ごし、何事もなさないことです。

 

ただ留学計画ってどうやって立てればいいのでしょうか?

まず1つは、何のために留学するのかを明確にすること。これはできるだけ大きな目標がいいと思います。英語のスキルを上げるためにだけではなく、何のために英語のスキルを上げたいのかを明確にするのは大切になってきます。

 

もう1つは、時間軸で予定を詰め込みすぎないこと。留学期間でやりたい事はたくさん見つかります。よってキツキツに予定を詰めていると、他にやりたいことが見つかってもそれをする時間がありません。

 

このように留学計画を立てるときはバランスが大切。成長を促すとともに、少しだけ自由度のある留学計画を作ることをお勧めします。

 

 

休学に関する経済的問題

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休学理由として最も多い理由のひとつが、経済的理由による休学です。

学費や生活費に困窮し、1年間アルバイトなどで貯金をためる人も少なくありません。

そんな方のために、休学時にかかるお金と奨学金について少し調べてみました。

 

国立と私立では休学にかかる費用が違いすぎる

休学する上で気になるのはどうしてもお金の話。

「休学っていくらぐらいかかるの?」そんな相談をよく受けます。

国立大学は休学費用0円ですので、何も問題がないのですが、私立大学はそうはいきません。各大学個別の休学費を設けているのではっきりとした答えはないのですが、1年間でおよそ5万円以上の休学費をとられると考えてもらっていいでしょう。

 

 

慶應大学 平均60,000円 /年

 

早稲田大学 50,000円 /年

 

上智大学 60,000円 /年

 

明治大学 160,000円 /年

 

青山学院大学 195,000円 /年

 

立教大学 10,000円 /年

 

中央大学(学部により異なる) 商学部:500,000円 /年

 

法政大学 100,000円 /年

 

学習院大学 120,000円 /年

 

明治学院大学 80,000円 /年

 

成城大学 約60,000円(学部により異なる) /年

 

成蹊大学 150,000円 /年

 

武蔵大学 150,000円 /年

 

日本大学 120,000円 /年

 

東洋大学 約250,000円 /年

 

専修大学(学部により異なる) 文学部:55,000円 /年

 

駒沢大学 約1,000,000円 /年

 

獨協大学 文学部:160,000円 /年

 

中京大学 60,000円 /年

 

関西学院大学 200,000円 /年

 

関西大学 120,000円 /年

 

同志社大学 120,000円 /年

 

立命館大学 10,000円 /年

 

京都外国語大学 120,000円 /年

 

神戸外国語大学 無料 /年

 

西南学院大学 120,000円 /年

 

立命館アジア太平洋大学(APU) 25,000円 /年

引用:休活BLOG 各大学ごとの休学費用一覧

ここで掲載している休学費は、4年ほど前のものです。)

休学費が安いとこでは神戸外国語大学は国立大学と同じく無料にしていたりしますが、駒澤大学はまさかの年間100万円に設定しています。

私立大学によって休学費はほんとにバラバラなので、私立大学を休学する際はしっかりと調べておかないと痛い目見るかもしれません。

 

休学に関する奨学金制度

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上記の私立大学のなかでも30万円を超えるような休学費がかかったり、経済的理由から休学を余儀なくされた方に、奨学金は下りるのでしょうか?

 

日本学生支援機構から調べたところ、残念ながら休学(1か月以上の長期欠席を含む)した場合の奨学金の交付は中止されるそうです。これはどこの大学、奨学金支援団体でも同じのようです。

ちなみに休学期間が2年間を超えた場合、もう一度奨学金の申請を出さないといけなくなるため、注意してください。

 

休学してやりたいことがあった場合でも、高い休学費や奨学金の問題で休学できない人がいると思うと、ある程度大学は休学者に対して寛容になるべきだと感じます。

大学での活動で休学費が安くなった例もあるので、私立大学の学生は自分たちの環境を変えるために動くのも1つの手かもしれません。

 

奨学金をうまく休学にあてるコツ

私立大学の人は休学費などお金に関する障壁が大きいと思います。そんな人に奨学金を休学にあてるコツを教えましょう。

それは大学に在学している間に、奨学金を多めに借りて貯金しておくことです。

休学中に借りるのも、休学前に前借しておくのも実際に借りてる額は一緒。しっかり貯金して計画的にお金を使える人は、こうした抜け道を使ってみるのもいいかもしれません。

ひとつ気をつけるべきは、このタイプの奨学金は返還の義務があるので計画的に借りることです。必要以上に借りすぎると社会人になってから、莫大な借金を背負わされることにもなるので注意して借りてください。

 

また、成績の良い人は大学から給付型奨学金をもらうこともできます。大学によっては100万円を超える給付もあるので、1年生の内から休学を考えている人は、成績だけは落とさないようにしておきましょう。

この手の奨学金は学外でも何かとやってますので、絶対に調べて活用しましょう。

 

 

休学する上で一番大切なこと

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最後に休学する上で一番大切なことを伝えておきます。

休学する上で一番大切なことは、自分の中で休学すべき理由を明確にしておくこと。ここがあいまいなままに休学すると、確実にだらけます。

なんとなく休んで自由になりたいなどというあいまいな理由で休学するのはお勧めしません。最初の方に言いましたが、休学することはメリットにもデメリットにもなります。自分の決断に迷いを持つことなく、つき進めるだけの明確な理由を持ちましょう。

 

休学をターニングポイントにし、多くの経験や価値観を手に入れながら将来の目標につなげることができれば大成功です。少し不安のある道ですが、しっかりと考えて休学を決断した人は絶対に将来休学してよかったと思える日が来るので、大学を堂々と休学してやりましょう。

 

 

アディオス!