奨学金に悩む母と双子の娘たち|母子家庭にのしかかっている大学費用の現状から所得による教育格差を考えてみた

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こんにちは、ショーンです。

昨日、YouTubeで教育問題についての番組をみていた時に、たまたま母子家庭が抱える教育格差の現状を目のあたりにしました。

 

ぼくは休学中ですが、今回の動画に出てきた双子の姉妹と同じ大学生…

しかしこの番組を見るまでは、正直なところ「奨学金は自己責任だ!」「大学に行くと決めた時点で、自分でなんとかしなければいけないだろ。」こんな風にどこか他人事で考えていました。(ぼくは背負ってきたものが軽すぎた( ̄Д ̄)ノ汗

 

ぼくにとっては親から学費を出してもらえる幸せを、もう一度深く考えるきっかけになったと思います。

この現状は多くの人に知ってもらいたい!また本来格差を埋めるはずの奨学金が、こんな形で人々を苦しめてるのはおかしいと感じます。

 

ちょっとでも多くの人が奨学金の現状について問題意識を持ってくだされば、いいなと思うのですφ( ̄ー ̄ )(気合い入れて書くのだ!)

NEXT 〜それでも学びたい 奨学金に揺れる母と娘〜

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この番組は去年の春にNHKで放送されました。

奨学金問題とそれに悩む母子家庭の家族の現状が、ありのままに映し出されています。

 

出ていたのは、女手ひとり2人の娘を育てる母と双子の娘たち。母子家庭であり、大学進学するためにダブル受験をする彼女たちにとって、母の収入だけで2人ぶんの大学費用を捻出することは不可能です。

大学進学を目指す娘たちのために、お母さんが考えた方法は奨学金を借りることでした。この時点で双子の娘たちが大学に進学するための唯一の方法だと言えます。

 

奨学金は借金

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「奨学金は借金」…今の日本では、大学で勉強するために奨学金を借りることは当たり前。大学生の多くが奨学金を借りて大学に通ってます。

しかし、その奨学金は将来の自分たちにとっては借金となるでしょう。

 

現在、日本で奨学金は大学生の2人に1人が利用しており、1人あたりの貸与額は平均263万円です。その多くが利子をつけて返さなければならない奨学金。つまりこの金額に1〜3%の利子を上乗せしたお金を長い間返し続けなければならないのです。

 

奨学金を借りる予定の彼女たちにも、この借金は将来のしかかることでしょう。

 

母子家庭のにのしかかる学費(奨学金)の現状

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母子世帯の母親の平均年収は223万円で、シングルマザーの多くが貧困状態です。母子世帯の母親の8割が就業していますが、「正規の職員・従業員」は約4割で、「パート・アルバイト」「派遣社員」などの非正規雇用が5割を超えています(2011年度全国母子世帯調査)。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170422-00000009-mai-bus_all

 

母子家庭の家族にとっては、大学費用は多大な出費です。国立大学で年間50万円前後。私立では100万円の学費が必要。また、初年度は入学金もそこにのしかかります。

平均年収から考えると、母子家庭の家族にとっては、毎日の生活費をどれだけ切り詰めても大学費用を捻出することは難しいでしょう。

 

さらにこの家族は、双子が同時に大学進学を考えているため、他の進学者の2倍の学費がかかるのです。奨学金を背負わせてまで大学に進学させるべきか、子供の将来のために悩むお母さんの姿がすごく印象的でした。

 

子供たちに多額の返済を背負わせることに頭を悩ます母

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 子供たちの希望通りの道を進ませてあげたい。しかし現状の収入では学費の多くを奨学金に頼らざるおえないため、子供たちに多額の借金を背負わせることにもなる。

 

 

理想と現実の間で悩み続けるお母さんは、子供たちに語りかけました。

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「あなたたちには未来がある、でもお母さんにはお金がない」

正直に現状を伝えて、子供たち自身に判断させるのは勇気がいったと思います。でも、自分たちで判断したことで彼女たちの決意は固くなりました。

 

2人は奨学金を借りて大学に進学することを決めました。

学費と生活費を合わせて、借りる奨学金は2人で約1000万円以上。彼女たちには、就職後15年間は毎月約1.5万円の返済が義務付けられます。

 

 

今の奨学金制度のままでは教育格差は縮まらない

現在の奨学金制度では所得による教育格差は縮まらないと感じます。なぜ教育のために借りるお金に利子を付けるのでしょうか?

 

確かにお金を借りている人に責任感は必要です。そのために、返す期限を設けらとともに利子のような出来るだけ早く返す意識を持たせる方法をとることもうなずけます。

しかし、教育とは国民を育て、国の将来を担う若者を育てて行くシステム。利子をつけて目の前の金銭的な見返りを求めるより、若者が自分で可能性を見出し、国に貢献することの方が将来の日本にとっては必要なことではないでしょうか。

 

現状の奨学金制度のままでは、いつまでたっても貧困家庭の子供たちと裕福な家庭の子供たちの教育格差はうまりません。

 

 

彼女たちの将来を明るいものにするために…

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彼女たちの将来を明るいものとするために、ぼくは次回の記事で現状の奨学金制度の問題点と、今後どのような有効手段が残されたいるのかを書いていきたいと思います。

 

また、奨学金制度の改革も提言します。

ぼく自身はまだブログと言うちっぽけな発信力の元で戯言を述べているだけなのかもしれません。しかし、これを読んだ方が少しでも現状を知り、日本の教育システム、具体的には奨学金制度を変えて行くきっかけを作れたら本望。

 

これからの若者、そして双子の彼女たち、また貧困によって学問の可能性を奪われている人たちが、平等に教育を受ける権利を行使できる世の中になってほしいものです。

 

 

アディオス!!